主に暗号通貨の話

くりぷと戦記 -主に暗号通貨の話-

クリプトブロガー「くりぷと」のブログ。ビットコイン等の暗号(仮想)通貨やトレードの話が8割、WEBマーケティングの話が2割。

BIP91ロックイン! ってあれ?bit1て何?Segwitはまだなのか?:ビットコイン分裂問題

くりぷと@CryptoBloger)です。現在、時刻は7/22の午前2時25分です。

 

チャラい感じのタイトルにしてみました。

PV上がるだろうか。

 

さて、ビットコインBIP91のロックイン、完了しましたね、、、。

前回記事でこんな事、書いてました。

 

BIP91ロックイン)が7/21に完了すれば、UASFによる8/1のフォークは回避され、8月中にビットコインのsegwit実装が完了するのですから、一旦、価格は上がりそうな気がしています。であれば、今が底に近いとみなせる。

引用:ビットコイン いつ仕込むか問題 - くりぷと戦記 -主に暗号通貨の話-

 

上記の記事投稿時のビットコイン価格は大体、26万円くらいでした。

 

そこからギュギュんと上がり、一時32万を付け、今現在は29.5万円位です。

f:id:D25Joh-1:20170722011948p:plain

 

 

いやもう、完全に底でしたね。

 

 

ロング入れてました?どうでしょう?

 

 

 

私?

 

 

 

仕込み損なったよ!

(ブログ書いた後、寝ちゃったのです)

 

こんなに、BIP91がすんなりロックインすると思いませんでした。

なので、前回の記事で上手く仕込んでたんまり儲けた方は、寄付しやがれください。

  

で、どうなるの?

なんか、twitterとか追ってると、bit1とかbit4とか出て来たり、まだまだ油断出来ないよSegwit実装は決まってないよ的な言説がチラホラ見えますよね。

ニシカズさんのブログに、その辺りが詳しくまとまっています。

www.nishinokazu.com

 

今後のための勉強と思い、少しまとめました

 

BIP91のロックインだけでは、Segwit実装にはならない

BIP91はSegwit実装に向けた手順でして、ブロックの80%以上に、所定の期間、「bit4」という情報(シグナル)が入っている事で、ロックインされる仕組みになっています。

そしてロックインの2−3日後、今度はBIP91のアクティベートが始まります。何をするかというと、「bit1」が入っていないブロックを、BIP91系のノードが拒絶を始めます。「bit1」を含んだブロックだけでチェーンを作って行きます。

そしてこのブロックの割合が95%以上となると、Segwitがロックインされます。

関連記事:ビットコインが4つに分裂? UASFに向けた今後のスケジュールと対策 - くりぷと戦記 -主に暗号通貨の話-

 

つまりマイナーの誰かが裏切って、「bit1」が入っていないブロックをどんどんマイニングして、ブロックチェーンに取り込まれ、その割合が全体の5%以上になると、いつまで経っても、Segwitのロックインが出来無い事になります。

 

ただ、こんな事をするインセンティブはマイナーには無いので、普通にbit1シグナルを出すだろう、と思っていました。せっかく掘っても、少数派になればブロックが破棄されて損するので。よほどの恨みや企み(既存ネットワークへの嫌がらせや、過度な相場操縦、あとはあれ。後述のハードフォークに備えて地道にチェーンを作って行くとか?)がない限り、メリットはありません。

 

尚、BIP91のロックインとアクティベートの違いを、Koji氏が動画で分かりやすく解説されていました。お勧めです。

 

直近ではどうなるのか

大石氏のブログによると、BIP91のアクティベートは7/23の夜7時頃との事。

そして既に、bit1(Segwit)の投票割合は95%以上になりました。

doublehash.me

 

Segwitロックインまで秒読み段階です。

 

 

いきなりシグナルが消されたりしない限りは・。

 

7/23夜のアクティベート以降は、UASFと同じようなチェーンの不安定化が起こります。

と言ってもスゴいやばいやつではなく、ビットコイン送金後「6承認」を待てば、大丈夫との事。きっとごく短期間にreorg(再編成)が発生して、運が悪いと送金記録が無かった事になったりするんでしょう(推測)

関連記事:【図説】8月1日にUASFが実行されると、ビットコインに何が起こるのか | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース

 

 

対策は?

今の状況を見ていると、特段の対策は不要そうですね。上記のreorgや、引き出し制限による取り付け騒ぎなどが心配なので、念のためPoloniexではレンディングを停止し、ビットコインを引き上げました。国内の取引所は、そのままビットコインを置いています。

 

各取引所からも7/23はビットコインの入出金を停止する旨、通達が出ていますね。

corp.zaif.jp

 

ハードフォークの問題は?そして価格は?

8/1に、viaBTC社がハードフォークによりBitcoin cash(BCC)なるアルトコインを、 世の中に出す事を宣言しました。本当かなあ、、、。

btcnews.jp

 

理論的には、旧ビットコインとBCCのそれぞれのハッシュパワー比に基づいて、それぞれのコインの価格が決まる筈です。例えば、ハッシュパワー比にして前者が7割、後者が3割で、ハードフォーク直前のビットコインが30万だった場合、ビットコインは21万円、BCCは9万円となります。BCCは各ウォレットや取引所の対応次第で取り出せるかが決まるのかなと思います(ここは自信ない)。

私はTrezorに封印し、後でBCCを何とかして取り出す予定です。ブロックチェーンに刻み込まれているので、問題無い筈。

 

今後の推移、楽しみですね。

 

尚、一応、寄付用アドレス書いておきます(笑)

ロングで勝てた方は寄付しやがれこのやろうお願いします。

BTC:1GQwFBwpfqpfVtwUCMWDY2nt1vwN6CQGkW

くりぷとに3.9MONAを贈る

 

ビットコイン いつ仕込むか問題

こんにちは。くりぷとです。

毎日(色んな意味で)暑くて頭がおかしくなりそうです。

 

今回は非常に不毛な価格予測エントリです。先の事は誰にも分からないので予想するだけ不毛だと思うのですが、ビットコインは増やしたいので、価格に影響を与えそうな今後のポイント(予想)を書きました。

 

ビットコイン分裂問題で個人的に気になる点

1.BIP91がロックインしそう(7/21)

2.Bitcoin cashは本当に8/1にハードフォークするのか。だとすればどの程度のマイナーが付いて行くのか。

 

現状、BTC1ソフトウェアの出来は気になってはいますが、今は上記2点が大きなポイントかなと。

 

1.が7/21に完了すれば、UASFによる8/1のフォークは回避され、8月中にビットコインのsegwit実装が完了するのですから、一旦、価格は上がりそうな気がしています。であれば、今が底に近いとみなせる。

 

しかし、ライトコインのsegwit実装前夜、Antpoolがそれまで付けていたシグナルを突然消し、市場を失望させ、ライトコイン価格が暴落した事がありました。

同じことや似たような妨害が起これば、価格は落ちるはずなので、そのタイミングがビットコインの買い場になりそうです。Antpoolを運営するJihan氏は既報インタビューで『ニューヨーク協定は守る』と言っているので、最終的にはBIP91を通すとみています。ここで裏切るほどの非合理的な人ではないと考えます。 (これは分かりません。そんな気がするというだけ)

 

次に2.ですが、8/1にBITMAIN系の多数のハッシュパワーが抜け、最初の難易度調整期間でのブロック承認時間が短くなる問題。これも価格に影響を与えそうです。遅いコインなんて、使いたくないですから。

でもこれも程度の問題であって、直近のビットコイン高騰時も、承認時間は恐ろしく遅かったわけなので、今回も雰囲気で買われて行きそうに思います。

ただ、ヨーロピアンさんが昨日の記事で書いている通り、半数のハッシュパワーが抜けてしまったら、これは大変。

https://twitter.com/cryptobloger/status/887674468172087297

 

ここを無事に乗り超えると、一旦は収束して価格が戻り、また10月くらいに今度は2MBハードフォークが問題となって(思い出されて)、市場が荒れて行くのでしょう。

 

今日明日が要注意ポイントですね。

 

 

 

 

 

 

 

steemit始めました

こんにちは。

 

steemitを始めてみました。

 

「はてなブログの検索流入の話」

https://steemit.com/bitcoin/@cryptobloger/2gszid

 

暗号通貨とSNSを絡めたサービスのようです。参加者がお互いにvote(いいね!みたいなもの)し合うと、それが後々に暗号通貨になって、溜まって行くのだとか。

 

サービスの仕組みなどは、詳しくはまだ全然分かって無いのですが、取り敢えずアカウントを作って初めてみた感じです。

 

ちなみに、初投稿エントリは勢いだけの、恐ろしくしょうもない内容なので、見ない方が良い気がしますw

 

ご興味がありましたら、ご覧下さいませm(_ _)m

 

 

ビットコイン分裂劇場:Segwit2xのBIP-91シグナリング開始

くりぷと(@CryptoBloger)です。

 

もはや1つのドラマです。

ビットコイン分裂劇場が佳境を迎えようとしていますね。

 

まず簡単に直近のスケジュール(予定)のおさらいです。

7/14  BTC-1の正式リリース

7/21  BIP-91のシグナリングスタート。bits4が立ち始める。

7/25位 BIP-91のアクティベート。

7/29    この日までにBIP-91が有効では無い場合(bits4が80%未満)、ビットコイン分裂リスクが高まる。

If BIP91 has not activated by this deadline, Bitcoin may well be heading for a chain-split. 

引用:Countdown to SegWit: These Are the Dates to Keep an Eye On

 

8/1  UASF発動。BIP-91がロックインまたはアクティブになっている場合は、チェーン分岐は起きない。BIP-91がノンアクティブとなりチェーン分岐が起きた場合は、「148BTC」と「Legacy Bitcoin」の2つが一時的に生まれる。あとは両陣営のハッシュパワー次第。

引用:ビットコインが4つに分裂? UASFに向けた今後のスケジュールと対策 - くりぷと戦記 -主に暗号通貨の話-

 

BTC-1はSegwit2x陣営のクライアントソフトですが、予定よりも開発に遅れが生じ、7/14の納期を過ぎていました。しかしながら、本日(7/17)先ほど、リリースされました。

 

そしてすぐさま、2つのマイニングプールが、ブロックを掘り始めました。つまり7/21予定だった BIP-91のシグナリングを前倒してスタートです。(尚、AntpoolはBitmain社運営のプール)

 

この後の展開としては、他のニューヨークアグリメントに署名していたプールも追随し、このシグナルのシェアが増加していくことが予想されます。そして80%を所定の期間キープ出来れば、8/1にビットコインの分裂はせずに済みます。

ようやく、Segwit実装への扉が開かれます。

 

この後のキーポイントは以下2つになろうかと思います。

 

 1.BTC-1で致命的なバグが生じないか(急ごしらえのソフトなので)

 2.裏切り者が出ないか

 

「1.」に関してはこのまま推移を見守るしか無いですが、「2.」に付いてはある程度、予想はつきますね。

 

「ビットコインを保有するマイナー、開発者、ユーザー、関連企業の誰も損をしたく無いので、分裂を防ぐ方向でまとまる見込みが強い」と考えます。

 

ちなみに、下記の、世界のKoji氏のパクリ記事では無い事、念のためここにお伝えしておきます(笑)

coinandpeace.hatenablog.com

 

以前、下記などの過去記事で、Bitmain社Jihanの裏切りのリスクを書きました。

www.cryptobloger.com

 

しかし私、最近、このJihanて、合理的な判断を下せる人なんじゃ無いかと、考えを改めるようになりました。

それは、実際にJihanに会った方々がおり、その雰囲気や見解を日本に持ち帰って来てくれて来ており、生の声に触れられためです。

 

詳しくは、Maiさんのこのインタビュー記事や

bitbitecoin.com

 

この短いインタビュー動画をご覧下さいませ。

 

言葉を選びながら、しかし慎重に、深く考えていることが読み取れます。

(違うかもしれません。トラストレスw)

 

先日報告した勉強会でもセブンバニーズ‏ @7bunnies_botさんによるBitmain社見学会のレポートがあり、結構丁寧に情報を開示している印象でした。(これは、実際に行ってないので分かりません。あくまで雰囲気)

www.cryptobloger.com

 

UAHFも準備しているので、"面子"の保持に拘泥し、最悪な選択肢を選ぶかもしれない、と思っていたのですが、どうもそうでは無さそう。(UAHFは最終手段、プランBとして準備している可能性があります)

"損をしない"選択肢を選んでくれるように思い直してきました。

 

話は変わりますが、ビットコインは2013年3月に、ソフトの不具合で予期せぬチェーン分岐を起こし、その価値を失いかけたことがあります。あるマイナーが新版のソフトで掘り続けていたら、後で不具合が指摘され、「新版を取るか旧版を取るか」の判断を、ネットワーク全体が迫られました。

そのような中、既に5,000ドル分以上のビットコインを掘っていた「エリュースリア」という大口のマイナーが、自分が損をする事を選びます。ネットワーク全体が信頼を失い、ビットコインの価値が無くなってしまう事を、自分が損する事で防いだのです。そちら側にインセンティブが働いた、という事です。

この状況下でバージョン0・8のブロックチェーンを存続させるわけにはいかない」。ハンドルネーム〝エリュースリア〟を名乗る、BTCギルドの運営者はこう言った。

チャットにいた開発者らは、エリュースリアが全体の利益のために犠牲を払おうとしていることに感謝した。約一時間後にようやく移行を完了させると、エリュースリアは損害を計算した。 「0・7に戻すのが遅れていたらダメージはもっと大きかったはずだ。といっても今回のフォークで一五〇~二〇〇BTC(五〇〇〇ドル以上)の損害が生じた」と書いている。  ビットコイン生態系では、ビットコイン価格は数時間で二〇%近く下落して三七ドルになったほか、ネット上にはいくつか陰気な記事が載った。

引用:デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語 | ナサニエル・ポッパー, 土方奈美 | 工学 | Kindleストア | Amazon

 

このようなインセンティブのシステムがあるので、ビットコインは強い。

 

まあ、まだ分かりませんが。

つい最近、ライトコインのSegwit実装の際、シグナルが付いたり消えたりして、振り回された過去があります。あれは酷かった、、、。

www.cryptobloger.com

 

ここ2週間が正念場ですね。

 

*勢いで書いちゃったので、間違いがあれば、全力で急ぎ直します。

 

 

今から準備できる仮想通貨税金対策 :マイニング&税務勉強会に行きました

くりぷと(@CryptoBloger)です。2匹目のヒヨコ(@2nd_chick)さんと、minecc(@ETHxCC)さんの提供による、表題の勉強会に参加してきました。計2日間開催で、私は2日目の方に出席しました。

  

いやー、アツかった。

 

演者の方々から、今後詳細な記事が発表されるかと思いますが、備忘録的に当ブログの皆さんの役に立ちそうな情報を、差し障りない範囲で書かせていただきます。尚、私はマイニングをやっていないので、税務の話が多いです。

 

暗号通貨勉強会(基礎の基礎編) 演者:2匹目のヒヨコ‏ さん

・含み益がある人は最大で 55%税金を払う必要がある(所得税は累進課税に基づくので最大45%の課税、住民税は固定で10%)

・Poloniexなどの海外取引所での取引も、国内での法律適応内

・暗号通貨は法律上は「通貨」ではない(消費税法上では"支払手段に類するもの"、と定義)

・現状、税法上の明確な通達は出ていない

・このような中、先行して資産を棚卸しし、確定申告するという戦術はありかも。なぜなら将来ルールが定まった際に、還付申告を行うことで、払い過ぎた分は還付対象になると思われるため(還付には通常、7%程度の利率が付くので、有利)

・税務調査は怖くない(適正に申告すれば良い)

・課税タイミングは円転時なのか、それともビットコイン⇄アルトコインの取引時も含まれるのかは定かではない。そもそも法律で、まだ決まっていない(税務署に聞いても、各税務署で見解が異なる状況)

 

これらのことから、以下の準備をした方が良い

・一旦収益を棚卸しし、今年の確定申告に備えて現金を用意しておく

・なぜならば、相場の急な変動で税金を収められなくなるリスクがあるため(数年前にFX界隈でこのような事例がいくつかあった)

・ "オルトコインへの転換時も課税される"という前提で、最大の課税幅を睨み、納税用の資金計画を立てる

・1日でも早く、年始の確定申告に向けた準備を進めておいた方が良い

・日頃から、取引所などでのトレード履歴はダウンロードして取っておく

・経費性が認められそうな支出に係る信憑(レシートや領収書など)は常に保存しておく。スマホで撮影した写真の状態でも問題ない。

・「お金のことはなんでも相談できる」プロを見つけ、パートナーとして相談しておくのが良い

 

最後の一行が重要です。

 

税務については、まずは2匹目のヒヨコ‏ ( @2nd_chick)さんに相談すべしw 

(念のため申し添えると、ヒヨコさんは、講演中は自社を売りつけるような感じではなく、誠実に「専門家に相談した方が良い」と仰っていました。現在、他社との連携も含めて仮想通貨に強い専門家を探しているそうです。)

 

GPUマイニング概要  演者:mineCC‏ (@ETHxCC)さん

・マイニングの支出項目は「装置代金」「電気代」「プール手数料」「マイニングソフト手数料」であり、このうちコントロールをできるのは「電気代」のみである。

・今年2017年の6月から7月にかけてDifficultyが指数関数的に上がり、さらに直近の価格低下を受け、ETHでは収益が上がりにくい構造になっている。

・RX480 1枚(30Mh/s)で1月は1日30ドル得られていたが、7月では2ドルにまで低下

・ 予想:9月頃にはDifficultyのさらなる上昇とETH価格低下の要素により、損益分岐点を下回るかも(利益が出なくなる恐れ)

・ROI:現時点で数十%

・ 今後、RX系GPUのハッシュレートは漸減していくと予想される

・GTX1080ti:LinuxでEWBFとnheqminer(CPU)の併用でハッシュレートが大幅(約10%)に上昇する現象が、海外コミュニティで報告されている(モネロを掘る場合。他のユーザーからも再現性が報告されてる。)

 

私見

電気代をいかに安く抑えるか、優れたチップを何枚確保できるか、がこのビジネスの肝なのかと思いました。

マイニングは、勉強も兼ねて趣味でやろうと思っています。

 

ちなみに、ポインさんが前日の勉強会に参加され、すごく詳細な記事を書いているので、詳しくマイニングの件を調べたい方は、是非ご参照くださいませ。

www.poipoikunpoi.com

  

Bitmain訪問記セブンバニーズ‏ (@7bunnies_botさん

渦中の人、Jihan氏のBitmain社が運営する、内モンゴルのマイニンプグール訪問記。

 

マイニング工場内の写真や動画が豊富で、非常に面白かったです。

同社では工場内の各ポイントに温度計を起き、結構厳密に温度管理をしていました。ASICが大量に置かれており、圧巻の内容。

 

中でも驚いたのは、排熱の仕組みを、とても優れた、シンプルな方法で行っていたことです。これなら冷却用の電力を節約出来るし、地理的にも適した方法なんだろうな、という感じです。これ、日本でも普通にできそう・・・。詳しく書きたいのですが、恐らく色んな方の迷惑になりそうなので、やめておきますw  とても合理的な排熱の仕組みでした。頭いい!と素直に感じた次第です。

 

以上、備忘録でした。

 

本当は、もうお一方、演者の方がいらしたのですが、これ書いても良いのか分からないので自粛します。講演時、会場に謎の一体感が生まれたことはお伝えしておきますw

 

当勉強会は次回も開催されるようですので、ご興味ある方は一緒に勉強しましょう。

 

 

 

モナコインの歴史に学ぶハードフォーク:ビットコイン分裂

くりぷと@CryptoBlogerです。最近の暗号通貨界隈が面白すぎて、毎日寝不足です。

 

本日の話題は日本発の暗号通貨、みんな大好き「モナーコイン」。

Segwit実装後に順調に価格を上げ、先日は100円に迫るかという勢いでした。最近の市場暴落の煽りを受けて今はちょっと元気ないですけど・・。

f:id:D25Joh-1:20170713011112p:plain

 

着々と市場価値が上がっている「モナーコイン」。

実は2015年の9月にハードフォークしています。

 

最近では、ビットコイン分裂の話題の中で、なんとなく「ハードフォークは怖い、ヤバい」という印象だけが、広がっている様子を感じていました。先日の記事に書いたように、BIP148側の一部開発者が次善策として"New Pow Bitcoin"へのハードフォークを準備していたり、JihanがUAHFの準備を進めているため、モナーコインの歴史に学べる点が無いかと思い、ちょっと調べた次第です。

関連記事:8/15前後に生まれるかもしれない"New Pow ビットコイン"って?:続・ビットコイン分裂問題 - くりぷと戦記 -主に暗号通貨の話-

 

元々、モナーコインはライトコインからコピーされて出来た国産暗号通貨です。そのため当初、ハッシュアルゴリズムは、ライトコインと同じScryptでありました。

www.cryptobloger.com

 

もなこいにすたさん(‪@monacoinista ‬)から教えて頂いたのですが、モナーコインはハッシュアルゴリズムを変更しています。

以下の素敵エントリによると、ハッシュアルゴリズムは、ScryptからLyra2REv2に変更されています。また難易度調整アルゴリズムも変更しています。

■「Lyra2REv2」モナコインでも採用

LiteCoinの派生形であった初期モナコインも、ASICに悩まされた時期がありました。

モナコインは「クライアント ver.0.10.2.2」にて、ハードフォークを決定。
 ・ハッシュアルゴリズムがLyra2REv2に変更(※Vertcoin)
 ・難易度調整アルゴリズムがDark Gravity Wellに変更(※DASH)
 ・bitcoin-0.10ベース(※Segwit実装がスムーズに行えた遠因)

に変更となりました。

モナコインが「Lyra2REv2」を採用するに至った理由は、ワタナベ氏自らがコメントされています。

http://askmona.org/3583

ーーー
44 :ショーンW五段:2015/09/07 02:08:43 (1年前) +1.21525514MONA/4人

Lyra2REv2はcpuよりgpuの方が有利です。
cpuのみ、またはgpuとcpuが同等というアルゴリズムはボットネットの格好の餌食なので選考対象ではありませんでした。
Vertcoinもまたcpuが有利なLyra2REでボットネットが5割以上を占めたため、gpu有利に改良したLyra2REv2に変更することになった経緯があります。
(Lyra2REv2はX11より最大15%省電力と言っています)

既存のハッシュアルゴリズムを寄せ集めただけでオリジナルを名乗るのも簡単ですが、こうしたチューニングやマイナーソフト等の周辺環境の整備を考慮すると、オリジナルは成果が制作・維持コストに見合わないと考えます。
また、そうしたコストを下げる事ができるのもオープンソースの長所です。

ーーー

引用:

「Vertcoin」 - @hitobbのメモログ | Monappy

 

記事末の参考webサイトによると、Lyra2REv2はASIC耐性があります。つまり、モナーコインのハードフォークの目的は「ASICを避けるため」という事になると思います。

 

ちなみにASICとは

ASIC: application specific integrated circuit特定用途向け集積回路)は電子部品の種別の1つで、特定の用途向けに複数機能の回路を1つにまとめた集積回路の総称である。通常は「エーシック」と発音され、表記する場合は日本でも「ASIC」である。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ASIC

 

近年、仮想(暗号)通貨のマイニングに特化したチップが開発され、それがマイニングの産業化を促し、個人が気軽に参入出来なくなっていることが、界隈の問題としてあります。

ASICを事実上禁止し、大規模産業化を防ぎ、個人によるマイニングを持続させる事で、非中央集権化の維持に繋がるのでしょう。

 

Askmonaの過去スレなどを見ると、ハードフォークには反対意見もありましたが、開発者のwatanabe氏がこのフォークを主導し、コミュニティの大多数も最終的に支持し、無事に完遂。今日の価値形成に繋がっています。

 

ビットコイン分裂の話題が上がっていますが、ビットコインは万が一ハードフォークしても、いずれかのコインがユーザーに認められ、社会課題を解決出来るのであれば、自然と価格は付いて来るんじゃ無いかなと楽観視してます。

 

尚、モナーコインは国内取引所のZaifで購入出来ます。

 

 

参考記事:

Lyra2REv2のASIC - Ask Mona

雑記。 【GPU】モナーコインのマイニングを始めて1年が経ったので振り返って考える【ASIC】

採掘・管理アルゴリズムの早見表 | カタリベ Kataribe ビットコイン/ブロックチェーン

monacoinがLyra2REv2+DGWにフォーク決定 - Ask Mona

ASIC発売の影響とグラボ勢の身の振り方 ~ ぎーくなぁど

約10分で正しく理解する「8/1に何が起こるのか」 – 西欧の車窓から – Medium

誰にでもできるアルトコイン投機判断 – 西欧の車窓から – Medium

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/15にリリースされるかもしれないNew Pow Bitcoinって?:続・ビットコイン分裂問題

くりぷと@CryptoBlogerです。消耗相場、エンジョイしてますか?

 

先日のビットコイン分裂の記事、お陰様で多くの方にリツイートやいいねを頂き、結構なPVとなっていました。ありがとうございます。

 

 

8/1にUASFが発動するわけですが、その後の8/15位に、"New Pow ビットコイン"が新たに生まれるかも、という話がありました。

本日はその部分を少し掘り下げます。

 

8/1以降にBIP148(UASF)側のハッシュパワーが低い場合(<15%)、ハードフォークによって新たなビットコインを作り、ASICのマイニングマシンを"fire(クビ)"にし、既存のビットコインネットワークから、少数派として脱出するという構想です。先の記事の該当箇所、丸っと引用します(赤字は筆者)。

 

If miner support on 148 Bitcoin remains low, (some of) its users may opt to implement a hard fork to change the proof-of-work algorithm. This would “fire” the existing group of miners by making their specialized ASIC mining hardware obsolete on the BIP148 side of the split, and could open the door for new miners — possibly re-decentralising the mining landscape back to home users with CPUs or GPUs. (At least temporarily.)

An open BIP148 “working group” on a sub-channel of the "Bitcoin Core Community" Slack is currently working out the details to be proposed. But it seems that if by August 15th less than 15 percent of total hash power mines on 148 Bitcoin, this hard fork will be deployed. This will make the split with “Legacy Bitcoin” definite. It could technically also lead to another split on the 148 Bitcoin side, if some of its users decline to join the hard fork that changes the proof-of-work algorithm.

〜中略

And of course, anyone should by now be able to mine on NewPoWBTC without specialized ASIC hardware.

引用:Countdown to SegWit: These Are the Dates to Keep an Eye On

 

関連する記事が、過去にいくつか出てました。

BTC PoW Upgrade Initiative

[ANN] Bitcoin PoW Upgrade Initiative

http://archive.is/kPfeV

 

現在のビットコインは、マイニングパワーが主に中国系企業で寡占化し、中央集権的であることから、チップをマイニングに特化したASICではなく、CPUやGPUに変更出来るよう、プルーフオブワーク(Pow)のアルゴリズムを変え、ビットコインの非集権を目指す、という構想でした。

補足記事:プルーフ・オブ・ワーク(PoW)とは

 

ただ、これには開発者の中でも反対意見が出たり、少なくともCPUでの実現は無理でしょ、といった意見などがありました。

 

テスト版のコードは、前回記事でも出てきたLuke氏が書いています。

github.com

 

8/15付近のローンチ云々の裏は取れていません。

 

私見

当初のビットコインの思想である非集権化を目指すには、致し方無いのかもしれませんが、上手く行くんでしょうかね。

新しいビットコインが生まれたとして、結局またハッシュパワーの寡占化が進み、同じ事の繰り返しにならないか、という点も気になっています。また価格に与える影響や、取引所、ウォレットなどの対応予定も気になります。

 

最後に、twitterで重要な知見を下さった方々の、tweetを引用させて頂きます。

 

 

 

現状では、Segwit2xの進捗次第と、8/1のUASF次第、という事になりますね。

 

まだまだ目が離せません。

 

 

 

CloudTip