「仮想通貨(ビットコイン)」は「仮想」だから怖い?


Zaifコイン積立の成績記事はこちら(11/4更新)

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クリプトブロガーのくりぷと@CryptoBloger)です。こんにちは。

 

リアルの友人知人に、仮想通貨の素晴らしさと面白さを説いて回っている変態です(というより、話すネタが暗号通貨しかない)

仮想通貨に全く興味が無い、または否定的な人からは「詐欺なのではないか」「仮想通貨は『仮想』だから信用出来ない」といった反応を貰います。

ここでは「仮想通貨=ビットコイン」とみなして、話を続けます。

尚、本来であれば「暗号通貨(CryptoCurrency)」が正しい表記なのですが、本論とは無関係なため、ここではその説明を割愛させていただきます。

 

目次:

ビットコインは「仮想」だから怖い?

「仮想」とは何か?について考えます。

 

仮想の定義は下記の通り。

仮に想定すること。

引用:仮想とは - Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ) Weblio辞書

 

仮想=仮に想定すること。

 

ちょっと良く分からないですね。

言葉遊びをしてみます。

 

仮に

「ビットコインをお金として」想定してみる

 

こんな感じの使い方で良いでしょうか。

 

でも「ビットコイン」の部分って、私達が普段使っている1万円札や100円玉を入れても成り立ってしまいます。

 

仮に「1万円札をお金として」想定してみる

仮に「100円玉をお金として」想定してみる

 

うーん。

これ、普段の生活で私たちが無意識にやっている事ですね。

 

どういうことかと言うと、

 

1万円札は、本来、ただの紙です。

100円玉は、単なる金属の塊です。

 

f:id:D25Joh-1:20170815120001j:plain

引用:一万円紙幣 - Wikipedia

 

f:id:D25Joh-1:20170815120057j:plain

引用:百円硬貨 - Wikipedia

 

私達は、この煮ても焼いても食べられない、謎の紙や金属を「お金とみなして」生活しています。

 

現在使っている現金だって、「仮想」と考えても差し支えないわけです。

 

日本円も「仮想」である

オススメ図書コーナーでも推薦した「サピエンス全史」からの引用です。

なぜ私はタカラガイの貝殻や金貨やドル紙幣を信頼するのか?なぜなら、隣人たちがみな、それを信頼しているから。そして、隣人たちが信頼しているのは、私がそれを信頼しているからだ。

引用:サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 Kindle版

 

相手が手元の1万円札や100円玉を「お金」としてみなしてくれると言う事実を、自分自身が信用しているから、私たちは1万円札や100円玉をお金として使っていると言う事ですね。そしてその信用は、国への信頼から成り立っています。

 

私たちは日本国を信頼しているので、「単なる紙や金属を、仮にお金として想定(仮想)」し、使っています。

 

やや暴論に聞こえるかもしれませんが、

日本円だって「仮想」

と言うことになります。

 

ここから、

『「仮想通貨(ビットコイン)」は「仮想」だから怖い。

 

よって

『日本円も「仮想だから」怖い』

という事が言えますね。

 

しかし、これはなんだかおかしい。

日本円は怖くありません。

 

ビットコインは「仮想」だから怖いのではない

 「仮想通貨(ビットコイン)」は「仮想」だから怖いのではありません。

 

別の理由がありそうです。

 

「ビットコインは信頼できない」

 

が、真の理由ではないでしょうか。

 

そして信頼出来ない理由は、恐らく

「仕組みが良く分からない」

「国のような管理者がいない」

「新しすぎて不安」

といった要素が、複雑に絡み合っていると思います。

 

 

私自身は、ビットコインの仕組み自体を信頼しています。

 

その理由は以下です。

・取引相手の事を信用しなくても取引が出来る仕組みである(トラストレス)

・取引の偽造や改竄が出来ず、暗号に守られている(と思われている)

・国などにより、通貨発行ペースが自由に変えられない(流通量が急激に変わらない)

・総発行量が決まっており、稀少性がある(現状は2,100万枚で発行が停止する仕様)

 参考:いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン Kindle版

 

こんな通貨は、今までにありませんでした。

この仕組みを信じるか信じないかの判断は、各個人に委ねられますが、真剣に考える価値はあると思います。(ただし、突然暴落したり、ネットワークが乗っ取られて資産が危険に晒される、運用ルールが変わる、暗号が破られる、というリスクは大なり小なりあります)

 

ビットコインが動く仕組みについては、「ビットコインとは? / 友人達との会話」のエントリで詳しくイラストを使って解説していますので、よろしければご覧ください。また理解に役立つ、素晴らしい書籍も「ビットコイン・仮想通貨を理解するためのオススメ図書(初心者向け)前編」にまとめましたので、こちらもよろしければご参考ください。  

ヤップ島の石貨の話

西太平洋に浮かぶ島、「ヤップ島」では、大昔、石で作った通貨を「お金」としてみなして現地の商取引に使っていました。

実はこの現存する石貨、東京は日比谷公園でその現物を見る事が出来ます。

写真に撮って来ました。

f:id:D25Joh-1:20170815101840j:plain

 
普通に遊歩道脇にゴロンと転がっていますw
 
盗まれてしまいそうで、ちょっと心配です。
こんな重い物を、大昔はお金として使っていたのですね。
 
これよりも大きなサイズの石貨も使われていたそうで、とても気軽に持ち運べるものではありません。
 
どのように使っていたかというと、書籍「中央銀行が終わる日」から引用すると

 

ただ誰のものだということを「島民みんな」が認識しているので、それだけで貨幣として使えるようになっていたということです。

引用:中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―(新潮選書) Kindle版  

 

 

という事だそうです。

遠い島から石を切り出し石貨に加工し、船で自分達の島に設置して、台帳として使っていたそうです。おもしろいのは、輸送途中で海に落として沈ませてしまっても、お金(IOU)として機能したんだそうです。

 

共同幻想、相互信頼の上に成り立っていたのですね。

 

「お金」は考えれば考えるほど、面白いです。

 

まだ、ピンと来ないでしょうか?

 

是非、千円分だけでもビットコインを手にして、実際に使ってみる事をオススメします。

とても楽しく、深い世界が広がっています。

 

補足記事:

www.cryptobloger.com

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