ビットコインネットワークが静止衛星軌道に広がる


Zaifコイン積立の成績記事はこちら(11/4更新)

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くりぷと@CryptoBloger)です。

 

ビットコインに関して、胸ときめくニュースが発表されました。

 

Adam Back氏率いるBlockstream社が、人工衛星を活用したビットコイン事業の開始を宣言。インターネット回線が使えない広大な地域で、ビットコインの受信を可能にします(追記:現時点では「送信」はまだです。関連:Blockstream、ビットコインを宇宙に飛ばす | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース

On launch today, Blockstream Satellite is already available across two thirds of the Earth’s landmass; and will reach global coverage – to everyone on the planet – by end of year. 

引用:Blockstream - Announcing Blockstream Satellite

 

ブロックストリームサテライト概要

現時点で全地球の2/3をカバーする、壮大なネットワーク構想。年内に全世界を対象する予定との事です。特設サイトに行くと、衛星によるカバー状況がリアルタイムに見えます。緑の部分には既に電波が届いています(Google chromeでのアクセスを推奨)。

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引用:https://blockstream.com/satellite/satellite/ 

 

BlockstreamのCEOであるAdam Back氏も、当事業に関する記事をtweet。

 

予算の問題から、新規で衛星を打ち上げたわけではなく、既存の3つの静止衛星を活用しており、既にアフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカの4大陸をカバー済み。

引用:'Hello World': Blockstream Satellite to broadcast Bitcoin to the entire planet

 

オープンソースの無線技術を用いて、ビットコインネットワークへの安価な接続を実現。100USDドル程度のコストで利用が出来るそうです。通信料はなんと無料。

引用:Blockstream sateliteホームページ

 

このネットワークのざっくりとした仕組みが、Blockstream sateliteホームページに掲載されていました。以下、画像を同社ホームページより引用します。

 

ブロックストリームサテライトの仕組み

引用開始

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「テレポート」 と呼ばれる地上基地局が、静止軌道上の衛星に向かって、ビットコインの取引情報を送信

 

 

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静止衛星がその情報を宇宙空間でキャッチし、地球上にブロードキャスト

 

 

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小さなアンテナやUSBレシーバーを持っていれば、誰でもこの電波をキャッチし、ノードに接続することが可能

 

 

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テレポートと衛星の位置は分散されており、ビットコインネットワークの分断を防いでいる

 

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ネットワーク安定のために、衛星が地球の周りにリングを描いている(注:全ての衛星が、同一軌道上かどうかは、定かではないです)

 

引用終わり

 

衛星は当然、フルノードを持つわけではなく、地上の基地局(テレポート)がフルノードの役割を果たし、必要なデータを衛星にアップリンクするとの事(Blockstream - Blockstream Satellite FAQより)。

 

物凄くワクワクします。

twitter上でも、多くの著名人の方々がこのニュースに触れています。

 

 

今までインターネットを介してビットコインを利用できなかった多くの人々(同社HPによると、約40億人!)が、安価にビットコインネットワークに参加することが期待されます。これにより、いずれビットコインネットワークがより強固になるのではないでしょうか。勿論、ビットコインの利用機会も増大するでしょう。

Blockstream社とAdam Back氏とは

ちなみに、Blockstream社は多数のコア開発者を抱えており、BU派の方々とバチバチとバトルを繰り広げてきた会社であると、記憶しています。そして現CEOのAdam Back氏は、サトシ・ナカモトの有名な論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」でもリファレンスされています。ビットコインのキモとなるProof-of work(PoW)の部分で引用されています(日本語論文はこちら

 

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私には、この辺、なんの事かさっぱり読めないのですが、同氏はPoWのアルゴリズムであるHash cashを生み出したコンピュータ科学者の方であるそうです。昔から電子マネー(e-cash)の研究をされて来たとか(Adam back氏の経歴はこちら)。

 

いやー、夢膨らみますね。

まだまだビットコインは「買い」だと思いましたw

(ポジトークです)