未来から来たビットコイナー:和訳記事


Zaifコイン積立の成績記事はこちら(11/4更新)

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こんにちは。くりぷと@CryptoBloger)です。

突然ですがアメリカの掲示板サイト「Reddit」に2013年に投稿されたネタ「I am a time-traveler from the future, here to beg you to stop what you are doing. : Bitcoin」を和訳しました。

MiningFOX🦊 (@moritakitsune)さんが以前tweetされていて、見つけたネタです)

 

SFめいた話ですが、読み物として面白かったです。ビットコインを取り巻く未来は、どのようなものになっているでしょうね。未来に思いを馳せたい方は、是非ご覧ください。

 


私は未来から来たタイムトラベラーだ。今、あなたたちがやっていることを止めるよう頼みに来た。

 

私は2025年からこのメッセージを送っている。こちらはとても厳しい状況で、あなたたちのうちの何人かは、血で手を染めることになるだろう。

 

私の言うことが信じられないというのであれば、そのまま突き進んでくれて構わない。私が本物のタイムトラベラーであるということを示せる証拠は何もないからだ。

 

早速だが、あなたたちの時間を無駄にしたくはないので、何が起こったのかを説明しよう。

 

今までのところ、ビットコインの価格は毎年、平均で10倍ずつ上昇してきた。2010年には0.1ドル、2011年には1ドル、2012年には10ドル、2013年には100ドルといった具合だ。これからは、上昇速度は少し落ちて、2年ごとに10倍となる。すなわち2015年に1,000ドル、2017年に10,000ドル、2019年に100,000ドル、2021年に1,000,000ドルといった具合だ。ここから先は、ドルそのもの、あるいはその他の中央銀行が発行する、いかなる通貨も使われなくなってくるので、ビットコインの価値をドルで表すことが難しくなってくる。

 

我々の世界では、主に2つの形の財産がある。

すなわち、土地と暗号通貨だ。

 

人口が70億人ちょっとの我々の世界では、1900万枚以上のビットコインが使われていて、数十万枚のビットコインが永久的に消失している。これはつまり平均すると一人当たり0.003ビットコイン以下しか持っていないということを意味する。

 

しかしながら私のいる世界では、不平等な富の偏在により、普通の人々はたったの0.001ビットコインしか持っていない。

 

そう、その通り。

これを読んでいるあなたたちのほとんどは、信じられないくらいの金持ちになっている。

 

私の隣人は非常に困った若者なのだが、彼は2年前に、自分の古いRedditアカウントにログインして、当時16歳だった2013年に、とある人物を「ホモ(faggot)」呼ばわりしたおかげで0.01ビットコインのチップをもらっていたことを発見したんだ。このことを知るとすぐに、彼は航空券を買って、誰にも何も言わずに家を出て「城塞」に行ってしまった。

 

「城塞って何だ?」と思っているかもしれない。ビットコインの価値が1,000ドルになったくらいから、「ビットコイン長者」のために、彼ら自身とその財産を守るサービスが出てきた。最初は高級な金庫から始まって、そのうちボディーガードも含まれるようになり、今日では「アーリーズ(earlies)」(私たちの時代で、アーリーアダプターを指す言葉)と「転換期(transition)」を生き延びた金持ちが、ほとんどの仕事が自動化された「城塞」と呼ばれる独立したゲートコミュニティで暮らしている。これらの城塞のほとんどは、ビットコインマイニング工場を保護するための要塞化から端を発している。あなたたちが知っているであろうASICminerは、私にとってはFriedman氏が王として統治する街のことなのだ。

 

私のいる世界では(もうじきあなたたちの世界になるが)、ビットコイン取引は匿名で行われるため、政府は市民から税金を徴収できない。だから、ほとんどの政府はもう存在していない。ビットコインが成功した理由の大部分は、政府から個人の財産を隠すのにビットコインが最適な方法だったという事実によるものなのだ。政府は誰が財産を隠しているかを調べるため、ルクセンブルグやモナコ、リーヒテンシュタインといった「不正国」に出入りする人間を無人ドローンで追跡したが、隠された財産を探し当てることはできなかった。

 

政府はビットコインを買い上げることで社会への影響力を保とうとしたが、結果的にそれはビットコインの価値を上げて問題を悪化させただけだった(もちろん政府は秘密裏にこれらを行ったのだが)。この時代の「スノーデンズ(Snowdens)」は、実際には欲深い政府関係者で、ビットコインを自分の個人アカウントに転送して、お金さえ払えば何を聞かれることもない、無政府状態の国に逃げ出してしまった。

 

未だにアクセスできるビットコインを多く保有している機関は4つあると考えられている:

-ASICminer - 50,000 BTC

-IMFの「通貨安定基金」 - 70,000 BTC

-サウジアラビア政府 - 110,000 BTC

-北朝鮮政府 - 180,000 BTC

 

今の経済成長はおよそ年−2%だ。

なぜかって?もしあなたが0.01ビットコイン以上持っているとしたら、おそらくそのお金には手を付けないだろう。ビットコインには(原理的に)インフレがなく、投資に使うインセンティブがないのだ。財産が金(ゴールド)で測られていた中世に、目立った経済成長がなかったように、0.01ビットコインがあれば一生困らないと皆が考えている我々の時代には経済成長がない。

今のところは、まだ新たに採掘されるビットコインが残っているという事実だけが、この世界を崩壊から救っているように見える。しかし我々は、次の半世紀の間に起こるインフラの老朽化が、この経済をさらに崩壊へ導くのではないかと恐れている。

 

(初期のビットコイン投資家であり、映画「ソーシャル・ネットワーク」で一躍有名になった)双子のウィンクルボス兄弟がどうなったかって?彼らは、最初に犠牲となった人々のうちの二人だ。ビットコインによる社会構造への甚大な影響が明らかとなるにつれ、巨額のビットコイン保有者や、暗号通貨の発展に寄与したと考えられる人物を狙ったテロ事件が起こった。

そして皮肉なことに、これらのテロの資金はビットコインで賄われたんだ。

 

多額のビットコインを保有している者は、自身の身元を変えなければいけなくなったため、もう家族とも話せないし、友人も失った。保有株式が一円の価値もなくなった株主のことや、政府がビットコインを購入するという噂を聞きながらも、いつかビットコインは失敗するだろうと信じ続けていた人たちに起こった結末を知って、罪の意識を感じ、それを受け止めきれずに自殺した人間も何人かいる。

多くの人が監禁された。そして現在の「ビットコイン長者」の25%くらいは、誰か他の人を実際に拷問してパスワードを言わせた経験をもつと考えられている。

 

なぜ我々はビットコインを捨てて、別のシステムに移行しなかったのか?

まあ、もちろん試してはみた。我々は他の暗号通貨を取り入れようしたが、IQ70以上の人間は誰も、自ら進んで自分がやると手をあげてはくれなかった。結局のところ、価値が下がりつづけると分かっている通貨に自分の財産を喜んで投資する人なんていなかったんだ。ビットコインがこんなにも社会にとって危険である理由は、ビットコインがここまで成功した理由と同じだ。ビットコインは我々を欲望に従わせるんだ。

 

調査によると、アフリカではおよそ70%以上の人が、ビットコインは悪魔が作ったものだと信じているそうだ。これには理由がある。非常にセンシティブな問題なので、我々の時代では一般的に「悲劇」と呼ばれている。アフリカ連盟は、国民にビットコインへの転換の準備をさせるための壮大な計画を持っていた。政府はビットコインを国の経済に取り込むため、国民に政府IDと結びつけられた携帯電話を無料で配布した。最初はうまくいった。「悲劇」になるまでは。ロシアにあると思われる犯罪組織が、政府が発行した携帯電話のハードウェアの欠陥を見つけた。アフリカ大陸全体の財産のうち、およそ60%が48時間以内に失われたと考えられている。その後にはカオスと市民による内戦が起こった。独裁政治体制によって「ビットコイン試練」をうまく制御する力を持っていた二つの強大国、サウジアラビアと北朝鮮政府は、アフリカ大陸のほとんどを山分けし、しかもそれによってアフリカの人々からヒーローと讃えられたのだ。

 

じゃあどうすればいいんだ?とあなたは考えているかもしれない。

 

我々は、現在の状況を維持できないことが明確なので、おそらく最後は核爆弾によるホロコーストという結末を迎えるだろう。

 

実は私はインターネットへの攻撃を仕掛けることを目的とした地下組織の一員だ。我々はおよそ20艦の原子力潜水艦を保有しており、これで各大陸間の海底ケーブルを切断する。この作戦が成功したあと、世界中の人口密集エリアに世界同時核パルス攻撃を行う。その後のカオスによって、世界中の人々は立ち上がり、反旗を翻して、ビットコイン自体の価値がなくなるまで、できるだけ多くのコンピューターを破壊するのだ。

 

もちろん、これには10億人単位の死者が出るだろう。

だがこれが極小数のエリートによる、全人類の永続的な奴隷化を避けるための、我々が支払わなければならない代償なのだ。

そしてまた、これこそがあなたたちにコンタクトした理由でもある。

 

他にも方法はあるはずだ。我々が歩んだ運命をあなたも歩む必要はない。どんな方法かは分からないが、この恐ろしいプロジェクト(ビットコイン)を今のうちに破壊する方法が必ずあるはずだ。

 

これがとても難しいお願いであることは承知している。なぜならあなたたちは、(ビットコインによって)経済を牛耳る中央銀行カルテルを取り除くことで、世界が良くなると信じていたのだから。

 

それでも、それがどんな結果につながるのか、私は実際にこの目で見たんだ。 

 


 

以上です。

 

いかがでしたでしょうか。

 

ちょっと怖いですが、面白い話では無いですか?思想がかなりアナーキーですね。

2013年の投稿ですから、ビットコインが生まれて4年目です。価格の部分は結構良い線をいっていると思いました(2017年に1万ドル=100万円程度と予想)。

 

これから先、ビットコイン長者と貧者の格差が拡大し、この投稿のような陰鬱な世の中になるのか。それとも法定通貨との共存の世の中となり今の世界が延長するのか、はたまたビットコインによる社会実験が大失敗に終わるのか。

 

私たちはとても楽しくエキサイティングな時代に生きているのかもしれませんね。

 

 

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