ウォルマートとブリティッシュ航空のブロックチェーン応用事例<寄稿記事>

ぶらっくプリン(@Black___Pudding)です。こんにちは。今日もWSJから、実社会でブロックチェーン技術が応用され得る実例を紹介します。

 

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2018/02/07 紙面より

Business Interest in Blockchain Picks Up While Cryptocurrency Causes Conniptions

Companies that move products and people through complex supply chains see promise in the technology

https://blogs.wsj.com/cio/2018/02/06/business-interest-in-blockchain-picks-up-while-cryptocurrency-causes-conniptions/

小売り業の雄であるウォルマートとブリティッシュ航空が、ブロックチェーン技術を取り入れたという記事です。

各企業が有用性を認めた部分は、やはりブロックチェーンの記録保持能力

 

ウォルマートとIBMのコラボレーション

世界最大のコンテナ運送会社であるMaersk LineとIBMがコラボし、ブロックチェーンを用いて物流システムの改善に取り組んでいることも有名です*が、ウォルマートもまたIBMとコラボしてサプライチェーンにブロックチェーン技術を導入しようとしています。

*Reuterより引用 https://www.reuters.com/article/us-maersk-blockchain-ibm/maersk-ibm-to-launch-blockchain-based-platform-for-global-trade-idUSKBN1F51DE

 

企業としては、技術を応用することで物流時の様々なコスト/事務手続きを削減することができるようになりますし、消費者にとってのメリットも記載されていました。

 

例えば、品質の悪い食品にまつわる問題が発生した時(食中毒や有害物質の混入等)、ブロックチェーンの記録をたどることにより、その食品がどこに起源するものなのか判明し、問題の早期解決と今後の対策を取りやすくなりそうです。また、(小売店舗従業員に悪意がないことが前提ですが)産地偽装も困難になるので、食品の安全性がより重要視されるようになった現在、こういう仕組みを取り入れることで企業の信頼性向上にも寄与する可能性があります。

 

ブリティッシュ航空のブロックチェーン導入事例

 

一方、ブリティッシュ航空での技術応用例は航空会社ならではのもので、

・空港のゲート

・空港内の電光板

・航空会社のHP

・顧客のスマホapp

上のフライトデータをブロックチェーンによって統一し、情報の齟齬を防ぐというものです。

 

私も飛行機を使うことが多いのですが、急に搭乗口が変更になっていたり、フライトの時刻が急に変更されていたりして慌てた経験が幾度もあります。タイムリーに、統一された正確な情報が顧客に提供されることでこういう事態を防げるのは素晴らしいことだと思います。

 

この記事では、この2社しか実例紹介がありませんでしたが、ブロックチェーン技術への企業投資は2018年に2017年の約2倍に増加し、約2.3兆円に達するとのリサーチ結果が出ており**、各企業がこの技術の有用性を取り入れるための準備を進めていくことが予測されています。

**引用 https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS43526618

 

ブロックチェーン技術によって私たちの生活がどのように向上していくのか、想像するだけでワクワクしませんか?

 

例えば、医療の質向上のために、院内のみならず診療圏単位・国家単位の診療情報 / (個人を特定できない形での)患者情報を、データ改竄できないブロックチェーンと組み合わせて治験や医療削減に活用する。そういった想像も膨らみます。

 

それではまた!

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