スマートフォンが銀行になる日:拡張の世紀―テクノロジーによる破壊と創造

くりぷと (@_CryptoBlogger)です。アメリカのスターバックスで、ビットコイン決済できる日が来るかも、というニュースが界隈を賑わせています。

参考:スタバでラテを買った支払いをビットコインで この夢がバクト(Bakkt)で実現に近づく?

当局から承認され、このサービスが実現されれば、スマホでピッとビットコイン支払いが出来るようになったりするんでしょうね。

そういったスマホ決済に絡んで、ちょうどいま読んでいる面白い本があるので、サクッとご紹介です。

拡張の世紀―テクノロジーによる破壊と創造 ブレット・キング (著)

 

金融関係だけでなく、様々なテクノロジーが紹介されており、未来の社会がどのように変化しているかを示している本になります。例えばこんな感じ。

フリーランスの親日家ハンナ・キング(25歳)2027年頃、日本、東京・午前9時 

今日は忙しい日だが、昨夜遅くにデザイン作業を終えたハンナはなかなか目が覚めない。部屋の照明を暗くしてカーテンを閉めたままにしておくよう、すでに個人用AIのアルバートに2回も指示したところだ。それは、東京の小さなアパートに朝の陽射しを呼び込むようにしてある普段の目覚ましのセッティングとは逆だった。最初の目覚ましは午前8時に鳴ったのに、彼女はそれから2回も目覚ましをやり過ごしていた。が、もう出かける時刻だ。

ブレット・キング.拡張の世紀―テクノロジーによる破壊と創造(Kindleの位置No.267-276).東洋経済新報社.Kindle版.

 

こういう描写だけで私はワクワクするのですが、やはり面白かったのはスマートバンキングや決済の章。(当然、ビットコインについても軽く触れられています。)

 

・2010年時点では、世界の半数が銀行口座を有していない(約20億人)

・しかし今後は問題ではなくなるかもしれない。なぜなら急速に普及するスマートフォンやモバイル端末が銀行の代わりとなるため。

・2025年までには生体認証を実装した携帯電話が、世界中の銀行口座を代替していると予想される

・現時点で、モバイル銀行口座、モバイル価値貯蔵、あるいはモバイルワレットの数は、すでに銀行口座数の2倍に達している。さらに今後2~3年のうちに、より増加する(電話を決済手段として使用する人々=恐らく発展途上国の人々、によって加速される)

 

スマホの上では色々なITサービスを、銀行送金の代わりに使う事が出来ています。Suica,iTunes,Paypal,そして暗号通貨。

今後は銀行にお金を預け、ATMでいちいち下ろして使うというよりは、スマホ上の勘定の付け替えだけで生活が回っていくようになるのでしょう(機械間取引 machine-to-machine:M2M)。

 

そしてその現象は日本ではなくて、現在、銀行インフラが整っておらず、モバイルが急速に普及している地域主導で進む筈です。そういった地域に旅行に行く際は、キャッシュではなく携帯電話を持って行く事が必須になるんでしょうね。(もうなってるかもしれませんが)

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