仮想通貨の取引金額に上限規制を設けても顧客保護はできない

こんにちは。くりぷと (@CryptoBloger)です。国内での仮想通貨の取引金額に、上限が設けられることになるそうです。

 仮想通貨交換業者の業界団体、日本仮想通貨交換業協会(東京)は27日、顧客が取引できる金額に上限を設けることを業者に義務付ける自主規制ルールを制定する方針を固めた。資産が少ない顧客が多額の損失を出し、生活が破綻するのを防ぐのが狙いだ。
 同協会は近く決定した上で、金融庁に対し改正資金決済法に基づく自主規制団体の認定を申請する。
 限度額については、(1)資産が少ない顧客も安全に取引できる水準で一律に設定(2)年齢、資産、投資経験、所得などに応じて個別に設定-する2案があり、業者はどちらかを選ぶ。限度額に達した場合は取引の一時停止などを求める。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072701247&g=eco

 

仮想通貨市場は若年層(資産や投資経験が少ない)のユーザーが多いため、多くの投資家に影響が出るように思います。「顧客保護」が目的との事ですが、恐らくこの施策では十分な効果が見込めないように思います。理由は下記tweetの通り。

 

仮想通貨投資を行っている人の大部分は、私を含めて種銭となる資産が少なく、しかし大幅なリターンを得たくてリスクを取りに来ている人たちと思われます。国内での取引ではリスクを取りにくくなるわけなので、当然ながら海外でのスーパーハイリスクな取引に資金が流出することになる。特にレバレッジ100倍、とか「絶対儲かるICO」とか、そういうので奪い取られる人が増える予感がします。

 

もしも顧客保護を打ち出すのでしたら

Coinbaseのように一切のレバレッジ取引を禁止する

・取引にかかるサーバー環境の一定の基準を設ける

・ハッキング対策のセキュリティ基準を設ける

 

とか、そういう方向の方が現実的だと思うのですが、どうなんでしょうね。大人の事情が絡むと難しいのかもしれませんね。

 

追記:

SALT Lendingという、P2Pのレンディングに申し込んで見ました。仮想通貨を担保に法定通貨のローンが組めるので、現物資産を売却せずに、納税用資金などを用意することができるサービスです。しかし残念なことに日本居住者は現在対象外という渋いお返事。まあ、貸金業が絡むので当然といえば当然ですね。。。近々提供したいと意気込んでらっしゃるようです。

 

https://saltlending.com

 

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