仮想通貨(暗号資産)のキラーコンテンツは「金増やし」と「金隠し」?

こんにちは。くりぷと (@_CryptoBlogger)です。夏も終わり、9月に入りました。昨日話題になっていたCRYPTOASSET MARKET COVERAGE INITIATION: VALUATIONのレポートが面白かったので、ご紹介です。

以下、CoinPostさんの翻訳記事からの引用

  • 世界における経済活動を支えるため、仮想通貨市場全体の時価総額は、2019年の5,000億ドル(予想値)から2028年までに3.6兆ドル規模まで膨れ上がる必要が考えられる
  • 5年間で最も価値が向上する通貨:ビットコイン96,378ドル、モネロ(XMR)18,498ドル、DASH1,896ドル、などを筆頭に、新しい価値の組み合わせを提供する通貨である
  • 5年間で価値が低下する通貨:ビットコインキャッシュ(BCH) 268ドル 、実にブランド名を引き継ごうとしながらも、技術的優位性で本家に劣る通貨
  • わずかな価値を有する通貨:リップル(XRP) 0.01ドル 中央集権的所有権や承認システムを持ち、独自のブロックチェーンに必要とされず、誤解を招くようなマーケティングで発行される通貨
  • 上昇が期待される仮想通貨市場の90%以上の資金は、オフショア(租税環境を優遇しているエリア)預金市場から流入される

出典:Statis Research

特筆すべきは、匿名性通貨のモネロ(XMR)で、王者ビットコインを抑えて約17,887%の高騰率で、最も躍進する通貨と予想されました。

引用:今後5年間の仮想通貨勢力図|ICOコンサルがビットコインなどの成長率を示す研究結果を発表

 

原文もさらっと見ましたが、Dappsやプラットフォーム系は大して成長せず、単純なペイメント用途の通貨や、トランザクションが秘匿化される匿名系通貨のニーズが高まると予想されているようです。なお、このレポートがどのくらい正確なのか、中立的なのかはちょっとよく分かりません。あくまで参考程度に。

 

この予想が正しいと仮定すると、仮想通貨(暗号資産)のキラーコンテンツは、最近話題のDappsゲームなどではなく、言葉は悪いですがシンプルに「金増やし」と「金隠し」、なのかなー、と考える次第です。

 

で、これは、「そりゃそうだよなあ〜」という感想です。

 

昨年に市場を牽引したICOやアルトコイントレードの目的は「金増やし」でしたし、今後は現金と同じように、いかに稼いだ資産の痕跡を秘匿化するか、つまり盗まれたり、大金を持っている事を悪意ある人たちにバレないようにする「金隠し」が重要なテーマになっても不思議ではないように思います。

なお、匿名系通貨の文脈の中では「脱税や薬物購入などの犯罪目的なのでは?」という誤解が見られることがありますが、それは完全なる誤解で、資産の秘匿化(暗号化)は、自身の身を守る事に端を発しています。そもそも暗号資産(仮想通貨)は、市井の人々のプライバシーを守る戦いの中で生まれて来たものですし。犯罪者は便利な道具があれば使うだけ、という事かと思います。

 

関連記事:

コインチョイス寄稿 暗号通貨と匿名性/スノーデンの暴露

暗号通貨において匿名性が重要な理由とは

 

ビットコインやライトコインなどは送金が極めて簡単ですが、トランザクションを追えば、どのアドレスからどのアドレスへ送金されたかが、外から丸わかりです。これはちょっと怖いし気持ち悪い。日本銀行券の手渡しでの取引の方が、よっぽど安心できます。誰もその取引を監視することは出来ないですし、その取引で使われた銀行券の前後の取引も、追う事が難しいからです。

 

匿名系通貨はこのようなプライバシーに関する問題を解決します。

 

「じゃあ、どういう通貨があるのよ?」という疑問が湧きますが、(私の中で)「ミスターDASH」こととみ三さんが、以下のtweetをされていました。多くの匿名通貨が紹介されている表ですので、ご参考くださいませ(知らないものが多数ありました)。ちなみにDASHはデフォルトではトランザクションが秘匿化されていないためか、匿名通貨に分類されていません。

 

 

なお今回のレポートを受けて、モネロ(XMR)の価格が上昇中です。

 

私の好きなZcash(ZEC)は・・・。

ほとんど影響なし(笑)

 

XMR、ZEC、DASHなどの匿名通貨は、海外取引所であるBinanceやPoloniexでの購入となります。

 

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