くりぷと (@_CryptoBlogger)です。
仮想通貨(暗号資産)大好きマンですが、実は以前に所属していた会社で、半ば無理やり「確定拠出年金」に加入させられ、元本68万円ほどをロックして運用しておりました。60歳になるまで取り出すことができないため、勉強がてらチマチマ運用していたのでした。
成績は下記の通りです。元本68万円が、約8年で96万円に。41%弱のリターンです。
おおー。仮想通貨のスピードに比べると見劣りしますが、毎月の追加積立はしていませんし、まあまあの成績では無いですか。
以下は6年間の推移。2015年にわずかに下がりましたが、その後はアベノミクスとトランプ相場の波に乗って、右肩上がりです(多分2019年は落ちます)。緑のバーが総額で、青い線が元本です。
もしも、月に1万円でも追加資金投入(積立)していれば、もっと良い成績であったと思われます。
時折、商品の組み替えや資産配分の見直しをしていますが、現在のポートフォリオは下記。手数料がほとんどかからない商品で固めています。銀行や投信が一番嫌がる客だと思いますw(でもこれが大事)
なお、一番下の「ひふみ年金」は、9月の頭にポートフォリオに入れたばかりですが、すでに7%のリターンです。投資本「投資バカの思考法」で有名な、藤野 英人 社長が率いるレオス・キャピタルワークス株式会社の商品です。この本で、社長の投資に対するポリシーがとても分かりやすく解説されていたので試しに投資商品を買ったのですが、それが功を奏しました。
私のIDecoの直近の運用手数料は下記の通り。1商品あたり数十円と、激安です(+SBI証券に167円を毎月支払っているようです)。運用会社が私のために、私の資産を良心的な価格でコロコロ膨らませてくれているので、ありがたいとしか言いようがありません。
そもそも個人型確定拠出年金とは
確定拠出年金の説明は下記wikiの通りです。
確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん、DC:Defined Contribution Plan)とは、確定拠出年金法を根拠とする私的年金である。2001年(平成13年)10月から始められた。「日本版401k」とも言われ、日本の年金制度上は第三階に位置づけられる。
現役時代に掛金を確定して納め(拠出という)、その資金を運用し損益が反映されたものを老後の受給額として支払われる。給付には、老齢給付、障害給付金、死亡一時金があり、その性質上、将来の受給額は未定である。
個人型(IDeCo)と企業型の2種類があり、私が運用しているのは個人型ですね。これは日本国民であれば、だいたい誰でも加入できます。
お伝えした結果だけを見ると、「確定拠出年金って良いじゃん」となりそうなものですが、当ブログの読者の皆さんにはあまりお勧めできません。なぜなら
- 60歳まで引き出せない
- 引き出せる年齢が後ろ倒しになる可能性がある
- ドーンとリターンを狙える仮想通貨(暗号資産)への投資元本が減る
- 既存の金融が今後弱体化する可能性がある
からです。
元本割れのリスクは双方にありますが、若いうちにハイリスクな投資でドーンと資産を増やし、その後に確定拠出年金に移行、もしくは追加する、という戦略が良さそうです。
一方で
- ハイリスクな投資は避けたい
- 投資にかかる税金は節税したい(確定拠出年金は非課税)
- 手元にお金があると使ってしまうので、強制的に積立したい
というような人にはお勧めです。わたしも実際に、確定拠出年金がなければ元本の68万円は溶かしていたかもしれません。
個人型確定拠出年金での有名なサービスは「SBIのIDeCo」と「楽天証券のIDeCo」です。ちなみに私は前者の方です。
なお、どちらのサービスを選ぶか、というよりは「どの商品を選ぶか」が大事です。なぜなら商品によっては、その商品を提供している会社への手数料が高いなどの理由で、思うように複利の効果で運用をぶん回せないからです。下記のような記事が詳しいです。
金融庁から、かなり衝撃的なデータが公表されました。銀行(主要行など9行、地域銀行20行)が対象の調査結果で、投資信託を購入した顧客の半数弱が2018年3月末時点で損失を抱えていることが明らかになったデータです【図表1】。このデータは日本経済新聞の5日の朝刊で「投信で損失、個人の半数」という見出しで大々的に取り上げられました。
https://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/investigation-bank_a_23479206/
商品選びのポイントは
- 手数料である信託報酬率が安い(目標は年0.2%以下)
- インデックス型の商品
ではないかな、と思います。この点については下記の本が詳しく、また簡単な文章で書かれています。
めんどくさかったら、下記の画像と同じ商品をご考慮くださいw 運用成績はその時々の経済状況で変わるので、最低でも年に1回は総額を確認し、商品の入れ替えや資産配分の見直し検討しましょう。
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