くりぷとです。
仮想通貨の空売りが面白くてハマった時期があり、間抜けな事に1日で15万円(当時の対資産割合20%位)も損失を出した事があるので、トレードの失敗事例として記載させていただきます。他山の石となれ。
当時の記録を振り返ると、3/19の早朝に信用売りを入れ、損失を確定したのが翌日の朝5時頃でした。
チャートを見ると大底で売りに入っていた事が良く分かります。
この数週間位前からビットコイン界隈は雲行きが怪しく、ハードフォークの噂が取り沙汰され、価格がダラダラと落ちて来ていた時期でした。
そして3/18に、主要取引所が一斉にハードフォークに向けた共同書簡を発表。価格を一気に下げます。
https://bittimes.net/chart/20170319.html
3/19の朝に眼が覚めると、少し前まで12万円台だった価格が10万円台にまで暴落。
チャートを見るとまだまだ落ちそうな雰囲気。
半分寝ぼけたまま、欲が出てここで信用売り(レバ2.5倍)を入れました。
しかし相場はその後に急上昇し、一気に含み損が拡大。
今思えばここで損切りをしていればよかったのですご、身動きが取れなくなり、損切りのラインを上げ、「これは見なかった事にしよう」と放置(笑)
さらにマズイ事に、この失敗を取り戻そうと追加ショートを投下。相場はさらに持ち直し、含み損が雪だるまのように拡大。
思考停止状態になり、文字通りその日の夜は気絶して寝ました(笑)
翌朝5時頃、チャートを見て損失確定を決断。
直ちに買いを入れて手仕舞い。
と思いつつ、数時間後に「損を取り戻したいからもう一回トライ」と思い、さらに信用売りを入れ、結果、大負けし、その日の夜に損失を確定。
計15万円程の損失が確定しました。
この一連の失敗から学んだ事は
・損切りラインは動かさない
・相場が大きく動く中、考えも無く不用意に参入しない(事前に作戦を準備しておく)
・追加のショートは入れない。経費と割り切る。
・トレンドに逆らわない
でありました。
この後、一連の損失を取り戻すため、試行錯誤しながら数十回の信用売りにチャレンジし、10万円位は何とか取り返しました。ロスカ狩りに何度も狩られながら・・・。
今思うと、損失をサンクコストとして割り切れないこの考え方自体がよろしく無かったし、ロスカットされまくる中で自分には短期売買は向いていないと心から思えたので、中長期ホールドにスタンスを変えたのでした。
おしまい。
長文を読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
次の記事はこちら>>>ビットコイン運用成績 -市場に負けた理由
コメントを残す