くりぷと(@_CryptoBlogger)です。
最近ふと、「なんでこんなに仮想通貨やビットコインにハマってるんだっけ?」と考えるようになりました。
トレードやガチホで資産が増えることが面白かったり、その他にもスマートコントラクトによる契約履行の自動化や、ICOによる資金調達手法の進化、Pepeに代表されるトークンエコノミーなどの開発により、「新しい」時代の幕開けを感じています。
ただこれらは後付けの気がしていました。もっと根源的に、「どハマりしている」理由があるんじゃ無いかと思っていたところで、下記マタドールさんのtweetを発見。
スゴイ論考。→ビットコインがバブルだとしたら、崩壊するのはいつなのか? – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) https://t.co/X790jcTb7T @wirelesswire_jpさんから
— マタドール (@FXtradenote) 2017年10月14日
まさに
「これだ!」
と思いました。
リンク先の記事やマタドールさんのリプ欄をご覧いただければと思うのですが、核となる趣旨は下記です。
もし仮に、ビットコインの価格上昇が、バブルではなくむしろ既存貨幣のデフレであると解釈するならば、次はビットコインが既存貨幣を次々と置き換えていくシナリオを想像しなければならない。
引用:ビットコインがバブルだとしたら、崩壊するのはいつなのか? – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
ビットコインが日本円やドルなどの既存通貨の価値を飲み込み始めている、という仮説です。
なんて、胸のすく話なのでしょうか。
重税と社会保障費で苦しむ現役世代
良く知られた話なのでリンクや引用先は示しませんが、日本は高齢化が進み社会保障費が年々増加しています。現役世代から引退世代への富の再分配もキツいです。そして日本の個人金融資産の8割は、高齢者の方々がお持ちです。これは良く知られたようにタンス預金化され、流動性に乏しく消費の底上げに繋がっていないとされています(間接的にGRIFなどによる大規模な運用も行われているので、違うのかもしれませんが)
日本オワコンじゃ無い?
と思っている現役世代の人も多いのでは無いでしょうか。
私個人の話で言うと、実家に財力が無いので、今後、老いていく親は個人の力で面倒をみないといけません。苦労話に見えたら格好悪いですが、10代の頃は金がなくて学費は自分で払いました。新聞配達もしたぞ(笑)
(生活にどうしても必要だった)親の借金も返しています。今まで自分なりには結構頑張ってたつもりなのですが、税制面での外的環境が厳しく、なかなか可処分所得が増えません。子供や妻に良い暮らし、心配のない暮らしを用意したい。けれど、国にカネがないですから今後ますます辛くなるでしょう。
私個人の愚痴は置いておくとして、そのような人は結構増えているのではないかと思います。現役世代が貧しくなっている、というニュースを良く見ます。
なお、社会保障費のマクロ的な話に関しては、下記のやまもといちろうさんの記事が詳しいです。
高齢者のための費用は国債でまかなわれている!?財政的に維持できない日本の「右肩下がりの経済」のカラクリとは?|みんなの介護ニュース
いまこそ歴史に学ぶとき。財源不足で社会保障が止まったら…まず犠牲になるのは、やはり公的補助の多い弱者から|みんなの介護ニュース
「労働」により得られる所得だけで、長い人生を乗り切るのはもはや不可能です。歳を取れば生産性も下がる可能性が高い。リスクを減らすためには「経営者」や「資本家」にシフトし、所得以外の収入を得る必要があります。有名な経済学者のピケティも下記のマンガで言ってたよ。
ビットコインを貯めることは、言うまでもなく「資本」の構築につながります。ある程度貯まったら、一部を事業資金や株取引などに回せるようになるでしょう。このビットコインが既存の金融資産を置き換えていく可能性が高い。それに大恐慌となっても、中央銀行によるインフレ政策によって減価する恐れもない(最大発行量が2,100万枚と決まっているので)。勝手に収奪されて銀行セクターに注入される恐れもない。日本が仮にデフォルトを再度起こすような事になったとしても、ビットコインはデフォルトしません。その時にガラガラポンのひっくり返しが起こりますね。インターネットがBANされたり、仮想通貨取引や所持が違法化されない限り。
これはつまり、日本で言えば現役世代ほど、かき集めておくべき資産なのでは無いでしょうか。
日本円が全て仮想通貨やビットコインに置換されるとは思いませんが、リスクヘッジとして持っておくべきだと思います。
次の記事はこちら>>>「ビットコインに死角は無いのか。」
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