くりぷと(@_CryptoBlogger)です。
株式投資で市場平均より高いリターンを、10数年に渡って出して来た株式投資家「ぶらっくプリン(@Black___Pudding)」さんの寄稿記事、6本目をご紹介します。詳細は本文をご覧いただければと思いますが、仮想通貨は「販売所」ではなく「取引所」で購入しましょう。手数料を抑えてください。
個人投資家として投資する中で気にしてきたこと(投資先選択以外)
某アジアの国へ旅行して非日常を満喫し、仮想通貨について意見交換してきたぶらっくプリンです。こんにちは。
前回の記事「株式投資家から見た仮想通貨市場⑤<寄稿記事>」では、個人投資家が仮想通貨投資についてどう考えるか?をテーマにしました。今回は、「個人投資家として投資する中で気にしてきたこと(投資先選択以外)」をテーマに書かせていただきます。
社会人になってから十数年、過去を振り返ったときに重要だったのは以下の3つです。
- 手数料を極力低く抑えること(手数料とみなされるものも含む)
- 暴落時に備えた資金と、暴落時に買い増しする勇気
- ニュースや周りの騒音に惑わされないこと
手数料を極力低く抑える
株も仮想通貨も、売買する際には取引所を仲介して実施することが大半です。皆さんは、利用されている取引所がどれくらいの手数料(売買時、入/出金時、配当時)を取得しているか、ご存知でしょうか。
取引所は、いわば胴元です。
博打の世界では、「一番儲かるのは胴元」であることは常識であり、参加者は無条件に資産の一部が胴元に搾取されます。胴元である取引所に搾取される手数料≒参加料の大小は、長期的に考えた場合資産の増減に影響を及ぼすと考えます。特に、短期で売買を繰り返すようなスタイルの方にとってはインパクトがありますよね。
例えば、bitflyerの販売所でBitcoin現物を売買する際の手数料≒スプレッド(買値と売値の差)は3%位でしょうか。
かたや、bitflyerの取引所で現物を購入する場合の手数料は0.01~0.015%*2。同じ仮想通貨を買うならどちらを選びますか。
*1:ほぼ同時点のBitcoin「販売所」での金額
(1,835,943-1,788,055) / 1,788,055 ≒ 2.7%
(1,738,132-1,788,055) / 1,788,055 ≒ 2.8%
*2:bitflyerのHPから抜粋
https://bitflyer.jp/ja-jp/commission
「取引所」での金額
暴落時に備える
つい先日(12/22~23)もビットコインが大きく値下がりしました。このタイミングで皆さんはどのようなアクションを取られましたでしょうか。
・奈落の底に落ちるような気持になり、底値付近でポジション解消?
・これはチャンスとばかりに、安値で買い増しを実施?
私は後者でした。
リーマンショックの際に実際に経験したのですが、株価が下がりに下がり、ニュースも世間にも金融商品に否定的な情報が蔓延していた時期に勇気をもって仕込んだ株のリターンが今の私の資産の土台です。
③にもつながることなのですが、「成長する」と見込んだ投資対象が、その時の環境(金融危機、戦争勃発etc)や一時的な暴落(取引会社の不祥事に起因する一過的な損失etc)で暴落したとき、そこに資金投入する勇気が大きなリターンにつながるのではないかと考えます。
勿論底値はわからないので、難平(ナンピン)買いを実施
このような買いのチャンスはいつ、どんなタイミングでやってくるかわかりません。その時にタイミングよく投資できるように隠し玉を備えておくのを心掛けています。
ちなみに、私は今回の暴落は「材料切れ&欧米勢の年末に伴うポジションクローズ」が重なった一時的な調整であると判断し、,900,000~,350,000で買い下がり、結果としては良い仕込みができたと思っています。
尚、現時点での仮想通貨の資産割合は10%位になりました。
果たしてこの結果が吉と出るか凶と出るか、今後また結果をご報告します。
ニュースや周りの騒音に惑わされない
②の中に織り込みましたので割愛しますが、自分で情報を取り、状況を判断し、自分で投資を決断することが重要であると認識し、実践しています。
自分が見込んだ投資先が、その価値に値しないと判断した際には損切りも実施します。「言うは易し行うは難し」ですが一時的な値動きに感情をコントロールされることなく、ブレない方針といざという時の資金を持つことが重要だと考えています。
シリーズ初回記事はこちら>>>株式投資家から見た仮想通貨市場①<寄稿記事>
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