次世代ブラウザBraveのMeet up in Tokyoに参加して来ました。
Braveは
- 個人情報を収集しない
- ユーザーに広告費の70%をBATトークンで払う
- 他のブラウザより動作が速い
- (広告主にとって)ブランドイメージに合わないページに広告を載せないのでブランド品質管理ができる
- マルチデバイスで同期対応
といった特徴があります。
私はβ版を1年くらい使っているのですが、動作が速くて履歴データを無用に収集されない、PC/Mac/スマホ全部に同期して使える、という点が好きで、インターネットを閲覧する時のブラウザは、ほぼBraveになりました。
先日正式版がリリースされ、広告閲覧に応じてリワードが付与され始めています(リワードのBATは、イーサリアムのERC-20トークンです。日本では現時点では法律の問題で出金は出来ず、「ポイント」という事になっているようです。)。
ご興味ある方は以下リンクよりダウンロードくださいませ。リファーラルリンクです。
またMeet upの感想をtweetしていたので、宜しければ下記一連のツリーをご覧下さい。
・Braveはブラウザのユーザー履歴と広告主の希望デモグラをマッチングさせてターゲット広告を表示してる。
・マッチングはユーザーのデバイス上のみで実施される
・従ってBrave社側はユーザープライバシー情報を収集しない。
・ユーザーは表示された広告をクリックすると、広告費の70%分のBATを貰える— くりぷと@₿lockchain (@_CryptoBlogger) November 14, 2019
tweetでも書きましたが、Meet upでは「世の中を変える」という大変な熱量を感じました。
私たちが普段過ごしているネットスペースでは、膨大な個人データ(趣味趣向、属性など)が収集され、ユーザーに最適な広告を表示するように絶えずチューニングされています。このデータはユーザーの感知しないところで、多くの企業間で交換されています。
広告主はデータを提供する企業に、広告費の一部を払っています。ユーザー側には一切入ってきません。その割には不要な広告や、直近検索したワードに基づいた広告などが絶えず表示されていますよね。私たちのスマホの電気代や時間を使って。
このようなCrazyな現状に強い問題意識を持っているのがBraveです。
ブラウザであるBraveは広告の表示頻度やプライバシー情報の開示レベルをコントロールでき、さらに広告をクリックすると、広告費の70%をユーザーが得ることができます。またユーザーは入手したBATを、応援したいクリエーターに直接送って、その活動を支援する事が出来ます。クリエーターは、現状の広告モデルに頼らずにマネタイズできる可能性が出てきたわけです。(広告を表示するかしないか、という点はブロガーなどにとってはかなり悩ましい問題です。モチベーションに直結するので。)
プラットフォーマーが保有する個人データの権利を、ユーザーに戻す、すなわち民主化する、と言い換えられそうです。まさにweb3.0の世界です。
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