MakerDAOの清算で死にかけた話

何度かブログに書いてきましたが、ETHを担保にお金(DAI)を借りることが出来る「Maker DAO」というプロダクトがあります。

これを使い、去年2018年の9月下旬頃から、借りたDAIで旅行に行ったり、ETHやBTCを追加購入したりと、散財していました。

Maker DAOの金利は年利0.5%で、手持ちのETHを崩さずに低利でお金を借りることが出来るという訳です。

参考

Maker DAO利用時のメリットとデメリット/仮想通貨で低金利ローン

下がり続けるETH価格

私がMakerDAOに手を出した頃は、ETH価格は25,000円位でした。その後、日が経つにつれてどんどん下がっていき、一時9,000円近くまで下がってしまいました。

ETH価格が下がるのは大問題です。

なぜならMaker DAOに差し出している担保の価値が下がり、強制的に担保を没収されるリスクが高まるためです。

どういう事かというと、「借りたDAI/担保ETH」の比率が150%を下回ったローン契約CDPは、MakerDAO全体のシステムクラッシュを防ぐために、強制的に担保のETHが売られてしまいます。

これを”清算(Liquidation)”と呼んでいます。

清算に怯える日々

2018年の後半は、ETH価格があれよあれよと下がって行ったため、私のCDPも幾度となく危機に晒されました。

その時に何をしたかというと、他のアルトコインを死に物狂いでETHに変換し、担保として継ぎ足していたのです。

国内取引所に板が無いアルトコインも持っていたので、ChangellyやShap Shift,Kyber network,binance,Trezorのトレード機能など、ありとあらゆる”売り場”を探して、ETH化を進めました。

差し出しても差し出しても、清算の恐怖に追われ続ける日々、、、。本当に生きた心地がしません。

このようにETHの担保化を進めていたユーザーは多かったようで、MakerDAOに固定されるETHは、日に日に増えて行ました(笑)

https://mkr.tools/system

MakerDAOにETHが固定されるということは、ETH全体の流通量が減少する事と同義です。今はまだ全体の2%弱の規模ですが、これがどんどん増えると、ETH価格にも影響を与えると考えています。

MakerDAOの維持に身を捧げた英霊の御霊

MKR toolというサイトでは、どのCDPが、いつ清算されたのかが可視化されています。

3228と3164というCDPが派手に飛び散ったのが分かります。かなりの量を借りているユーザーさん達で、下記のtwitter-botでもアラートが飛んでいました。

このようにLiquidationの餌食にされた後は、担保だったETHが市場価格よりも安い価格で売りに出されます。これを、私のようなハイエナが、常に虎視眈々と狙い、拾って自分の資産の足しにしています。まあ、その時は皆んなが同じことを考えているのか、ダッシュボードの反応が悪くて、上手く拾えないのですが。

いずれにしろ、ETHを食餌とした食物連鎖といった趣で、非常に面白い世界が繰り広げられています。

なお次回は、「僕とTHE DAO」の思い出を書く予定です。

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