Wall Street Journalで読むビットコイン市況<寄稿記事>

こんにちは。海外出張に出突っ張りだった、ぶらっくプリン(@Black___Pudding)です。

今日は、くりぷとさんから依頼(?)されたWall Street Jounalの下記記事について、書きたいと思います。

 

Wall Street Journal ビットコイン先物関連記事

Hedge Funds Go Bullish on Bitcoin Futures

Most recent CFTC report showed leveraged funds with 1,142 long positions in bitcoin futures, more than double the 518 short positions they held

https://www.wsj.com/articles/hedge-funds-go-bullish-on-bitcoin-futures-1517006939?mod=searchresults&page=1&pos=9

 

こちらの記事ですが、タイトル通りCboe Global Markets(CGM)の先物オプションで、ヘッジファンドがBTC上昇への賭けを増やし始めたというものです。

先日「小口投資家と大口機関投資家のビットコイン先物ポジションの違い<寄稿記事>」で書かせていただいた通り、昨年末時点ではヘッジファンドはBTC価格の下落にポジションを取っていました。

今回のWSJの記事によると12/26時点ではCGM先物オプションではBTC下落に賭ける大口投資家が多かったようです*。

*米商品先物取引委員会(CFTC)のデータに基づく

 

ところが、1/23にCFTCから発表されたデータによると下図の通りヘッジファンドの

BTC下落への賭け:上昇への賭け = 518:1,142

となり、様相が変わっています。ヘッジファンドの建玉が、BTC Longポジション > ShortポジションとなるのはBTC先物オプションが上場されてから初めてということで、ヘッジファンドがBTC価格上昇に対して強気になったという内容です。

引用:CFTC HP

 

昨年12月後半と 2018/01/23時点のヘッジファンドのポジション比較はこちら

(比較しやすくするためにスケールと色を調整しています)

記事ではこの程度しか書いておらず、一見BTCのトレンドの潮目が変わりつつあるのか、と期待が芽生えます。

しかし、実際にCFTCのデータを見てみると、ヘッジファンド以外の大口投資家のShortポジションはむしろ増えており、BTC先物オプションTotalでのLong/Short比はそんなに変わらないのでは?という疑問が…。

また、先物オプションの市場規模自体もポジションの総数自体が小さいので、参考にしかならないように思います。

記事には事実が記載されているのですが、実際のデータを見て全体としてその記載内容がどのような意味を持つのか?どの程度重要なのは?を考えねばならないな、と感じた次第です。

 

金価格とビットコイン価格について

加えて、同じ日のWSJに記載されていた他の記事

Gold Surges With Dollar Sliding After Mnuchin Comments

Copper also bounced back from Tuesday’s fall

https://www.wsj.com/articles/gold-gains-as-dollar-tumbles-on-new-tariffs-1516794071?mod=searchresults&page=1&pos=9

では、金の価格が昨年末から急上昇しているとの内容がありました。

・USでの政治の不安定からくる「有事の金」への逃避

・ドル安推奨と受けとれるアメリカ高官の発言

に加え、仮想通貨へ流入していた金トレーダーたちの資金が、仮想通貨から離れて金への投資に戻っていったことも影響しているのではないか、と推測しています。

 

最近の仮想通貨下落トレンドに加え、コインチェック 事件、USDTの黒い噂**、さらには3月のG20での規制強化予測。。。仮想通貨にとっては逆風が続きますが、余裕資産で運用を続けているため、ビットコインhodlerとして握力を弱めずに経過観察していきたいと思います。

** http://coinpost.jp/?p=12935&from=relation_article

それではまた。

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