Zcashを買い増しした理由

前回記事「アルトコイン現物トレード/NEMとZcash買い増し」に引き続き、Zcashを買い増しした理由を、ざっと書かせて頂きます。

・オープンソースのPoW通貨

・「ゼロ知識証明」のプロトコル「zk-SNARKs」で、強い匿名性を実現

・イーサリウムやJPモルガンなど外部のプロジェクトに提携してzk-SNARKsを導入し、恐らく技術的な知見のフィードバックを回収している(ここは推測です)

Coinbaseで、将来上場する公算が強いと踏んでいる(この点も単なる予想です)。同社は米国ユーザーが2,000万人おり、非中央集権のPoW銘柄を中心に販売。最近になって非中央集権PoWであるETCを上場銘柄に追加しました。Zcashはニューヨーク州にて認可を取得し、取引所Geminiでも上場したという、手堅い実績がある事が心強いです。

・ネットワークのアップグレードが予定されており、実現すれば、匿名アドレス使用時の負荷を大幅に軽減する見込み(工程は6週間ほど遅延中)。特にモバイル端末での匿名送金が気軽に出来るようになれば、ユーザー体験が大幅に向上すると思います。

出典:https://blog.z.cash/cultivating-sapling-faster-zksnarks/

 

Zcashの匿名アドレス shielded addresses

Zcashのアドレスには、通常版と匿名版の2つがありますが、後者であるshielded addressesは、現実的にはほとんど使われていません。下記グラフの赤い線がshielded addressesのトランザクションです。

https://explorer.zcha.in/statistics/timeseries?supply=false&hashrate=false&shldtx=true

 

取引記録を秘匿するには、かなりの負荷と時間が必要なので、実際はほとんど使われていないんでしょうね。私もshielded addressesは使ったことはありません。

 

同じ「匿名系通貨」と言われるDashでも同様で、99%のトランザクションは、取引履歴が丸見えの状態になっています。Dashで匿名化を実現するためには、フルノードをPCにダウンロードし、プライベートモードで送金する必要があります。この工程には結構な時間を要します。実際にやってみましたが、正直、この処理を毎回やるのは現実的ではない、と思いました(笑)

 

そういう意味では、匿名性の強い「現金」って、まだまだ重宝されるなあと考えています。

 

匿名性を保つ事の重要性

ビットコインでは「どのアドレスからどのアドレスに幾ら送金されたか」という情報が全世界に公開されています。

 

これですと、例えばコンビニでビットコイン払いが出来た場合、コンビニ定員さんは、目の前のお客さんが来店前あるいは来店後に、幾らどのアドレス宛に送金したのか、という情報をいつでも取得できることとなります。

 

なんかちょっと抵抗ありますよね。

 

今後、暗号通貨の決済ではプライバシーの問題が重要視されると思いますので(今はそれほど気にされていない)、Zcashのネットワークアップデートは大きな意味を持つと考えています。

 

関連記事>>>コインチョイス寄稿 暗号通貨と匿名性/スノーデンの暴露

 

参考記事:

Zcash (ジーキャッシュ)―「ゼロ知識証明」とは

Cultivating Sapling: Faster zk-SNARKs

ウィンクルボス兄弟、NYで新たな「匿名仮想通貨」取引開始

JPモルガン・チェースがZcashのテクノロジーを導入

Zcash on Ethereum (ZoE)とは?

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